(公財)広島県男女共同参画財団「エソール広島」は,男女共同参画社会づくりのための拠点です

HOME
>
チャレンジ支援
>
女性のチャレンジ支援事業
>
チャレンジTALK
>
真実は1つ 鑑識官

真実は1つ 鑑識官


広島県警察本部刑事部鑑識課機動鑑識係
巡査長 重松利奈さん
 

 

 

 

 

 

 

 

鑑識の仕事はどんな内容なのですか。

私は警察本部の機動鑑識係に所属しているので,県内全域で起きた重要凶悪事件等のの現場に行き,指紋や足跡の採取や現場の写真撮影をしています。係にはチームが3つあり,交代で24時間勤務をしています。
鑑識には他に指紋係や足跡係など,現場で採取してきたものを鑑定する係や,警察犬係もあります。

 

チームに女性は何名いらっしゃるのですか。

1チーム6名で,各チームに1名ずつ女性がいます。

 

この仕事で女性として大変だったことはありますか?

仕事の内容は女性も男性もまったく一緒で,チームとして動いています。 女性だからということで大変なことはあまりありませんが,鑑識の仕事は現場にいる時間が長く,現場が屋外で付近に建物がない場所,たとえば山中などですとトイレがないのでそれが一番困ります。
あとは,変則的な勤務なので睡眠不足で肌が荒れることぐらいかな(笑)現場で紫外線を浴びる時間も長いですし...
女性だからということで,性犯罪の被害にあった女性のそばについていてあげたり,被害状況を聞いたりすることもあります。被害状況は具体的な内容を聞くことになるので女性警察官がいいという人が多いです。
同性の外傷後ストレス障害(PTSD)を少しでも和らげることができ,大変というより女性だからできてよかったと思います。

 

今までの仕事の中で一番印象に残っていることはなんですか。

自分が採取した指紋が犯人に合致し検挙できたときです。
指紋の採取は印象面でいろいろな方法があるのでその判断をするのが大変ですが,犯人の特定につながることが多いのでやりがいがあります。

 

警察官になろうと思ったきっかけを教えてください。

ありがちですが,ドラマの「踊る大捜査線」を見てからです。ドラマの中で,みんなで協力して事件を解決していく姿がとてもいいなと思いました。
また,人に頼られる仕事がしたいと思っていたので,この仕事を選びました。

 

鑑識の仕事はご自分で希望されたのですか。

はい。もともと刑事部門の仕事に興味があったのですが,その中でも科学的な面から事件を調べることのできる鑑識の仕事がおもしろそうだと思い,この仕事を希望しました。

 

希望がかなったときは嬉しかったですか。

嬉しかったですが,不安もありました。
まず,鑑識の技術,知識はほぼないに等しかったので,それらを取得しなければいけませんでした。特に写真は,今まで使ったことのないような一眼レフカメラで撮影しなければならなかったので大変でした。
鑑識は新しい技術がどんどん入ってくるので,とにかく覚えることが多く,それも大変です。

 

警察の仕事はずっと続けていきたいですか。

できることなら続けていきたいと思っています。
まだ,今から勉強しないといけないことがたくさんあるし,いろいろなところで経験を積んでいかなければいけません。
そして,県民に頼られる警察官になりたいと思っています。

 

 

就職・進路を考えているあなたへのメッセージ

自分の仕事にやりがいが持てるか持てないかで仕事に対するやる気が違ってくると思います。やりがいがあると辛いことでも我慢できるし,「好きでこの仕事をやってるんだから」という気持ちがないとやっていけないこともあります。
私は,やりがいの持てる仕事に就けたのでラッキーでした。
自分の決めた仕事にやりがいを見つけられるようみなさん頑張ってください。