(公財)広島県男女共同参画財団「エソール広島」は,男女共同参画社会づくりのための拠点です

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人気業界で働く マスコミ

人気業界で働く マスコミ


元広島エフエム放送(株)取締役編成業務部長
岩根由賀さん
 

 

 

 

 

 

 

 

「私の職場・仕事紹介」

広島エフエムとは広島県内に流しているラジオ局で、リスナーの方は、どちらかと言うと20〜30代の方が多いですね。放送局というのは電波を使いますので、国から免許をいただいて放送しています。その放送局の中でまず重要なのは、社会で起きていることを皆さんにお伝えするということです。 エフエム局というのは音楽を中心に放送するところと思われているのですが、政治とか経済、社会的な事件や事故、緊急情報や緊急地震速報など様々な情報を伝えるのも大きな役割としてあります。
就職のきっかけは何ですか

星空を眺めるのが好きで、天体観測に興味があったからです。海の仕事なのに何故と思われるかもしれませんが,昔はGPSなどありませんでしたので、夜には星を頼りに航海をしており、このため海上保安庁では天体観測を行い航海で利用する航海暦(天測暦等)等を刊行しています。大学の受験勉強をしているとき,たまたま海上保安庁の人事募集のパンフレットを見て,その中に海洋情報部で天体観測の仕事がある事を知りました。大学進学ではなく,好きな事が仕事で出来るのならと海上保安庁を受けました。合格した後に京都の舞鶴にある海上保安学校で一年間、専門のコースの勉強をした後に、現場に配属されました。まだ天体観測の仕事には携わっていませんが、現場に出てみて感じたのは、海上保安庁の仕事は、海難救助はもとより、 環境保全に関する仕事や、今現在携わっている航行安全に関する仕事等大変幅広く、大変やりがいのある仕事ばかりだということです。

それから、放送を聴いている人たちには、会社員の方やお店を経営していたり、いろんな活動をしている人がいらっしゃいますが、その人たちにご出演いただく事で人と人とののつながりを生み出したり、活動のお手伝いをしたりすることも仕事の中の一つです。

広島エフエム放送はNHKと違って民間の放送局ですから、いろいろ商品を売っていくことによって成り立っています。商品というのは、私たち放送局の場合はまず番組ですね。 後はイベント、ライブコンサートとか試写会、それからweb。そういうものをスポンサーに利用していただき、それによってお金をいただいて成立しています。

広島エフエムは今年(平成19年)開局25周年を迎えますが、私はその中で編成業務部というところに所属しています。編成というのはどういった番組を放送するかを決めたり、何月何日にこんな大きなイベントがあるので、連動して特別な企画をしようとか、そういうことを決める仕事です。また業務部というのは、社内調整をして企画を立て、その企画が幾らかかって、いくらで売ったら良いかという計算をしたり、スポンサーから頂いたCMを放送する準備をしたり、といった仕事を専門にやっています。従業員は30名程度ですが、企画内容により様々な仕事をする方に来ていただいていますので、週に70〜80名がレギュラーで勤務しているような場所です。

 

「職業選択・体験談」

私が広島エフエムに入社した動機はたいしたことはなくて、中学の頃から高校・大学とバンドをやっていて、単純に仕事中でも音楽がかかっているところで働きたいと思っていたからです。たまたま広島エフエムの入社試験があると知って、受けてみたら通ったので、じゃあ行こうかと。安易な就職です。基本的な知識、学校で勉強されているような知識と社会で起きている誰でも知っていそうなことを知っていればいい、そのくらいで放送局は運がよければ入れます。私の職場には"こういうことを伝えたい"という何か思いをもった人が多いのですが、私はそういうことはありませんでした。でも面白かったので今まで続いています。ただ、放送局は体力が必要です。1に体力、2に体力。 試験前に徹夜で勉強する一夜漬けの感じで毎日気合と体力ですね。 だから体力をつけて、気合を入れて仕事に臨む。するとそこそこ楽しいこともあるかなといった感じです。

それから人間関係を大事にしていくといろんな仕事に広がっていきます。 そしてこの仕事を続けるコツは、スポンサーやリスナーの要望と、自分のやりたいことを交えながら実行していくことだと思います。

 

 

「女性へのメッセージ・コメント」

その場その場を楽しんでください。いろんなことが起きたときに、いろんな捉え方がありますので、自分なりに嫌なことも楽しみながら仕事をして、後はお金がどうやって入って来るか、時々考えると良いと思います。