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クリエイティブなお仕事 システムエンジニア

クリエイティブなお仕事 システムエンジニア


システムエンジニア
大城 美穂さん

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の仕事紹介」

皆さん,SEとプログラマーの違いはわかりますか?「システムエンジニア」のシステムという言葉はいろんなところで使われますが,
ここではコンピューター上でのシステムのことを言います。システムを作る人がシステムエンジニア,SEです。

例えば,コンビニのレジはただ単に売上を集計しているシステムではなくて,レジを打ってる人はひそかに,お客さんの性別とか年代とかそういう情報も打ったりしています。オフィス街にあるコンビニだったら,お昼にお弁当が膨大な量売れたり,飲み物とかタバコとかがよく売れたりします。
もちろん季節や時間帯によっても変わります。お店は儲けたいために,売上分析のためにシステムを導入します。
コンビニとかスーパーとかでスキャナでバーコードをピッとする,このPOS(ポス)システムというものは,Point Of Salesシステム,販売時点の情報管理システムと呼ばれます。このPOSシステムというのは,ただ単に売上集計するだけでなく,売上分析,商品分析,販売戦略などに使って,とにかく企業が儲かるために導入されるシステムです。
システムというのは,会社が便利なだけでなく,儲けるために導入するものです。そして,システムの開発,導入を実際にするのが,SEの仕事になります。

システム開発は,提案,分析,設計,プログラミング,テストという流れで行われます。システムっていうのは,一本のプログラムから構成されるものではありません。通常,何百本,何千本というプログラムから構成されます。規模によっては何万本というプログラムから構成されます。そのプログラム一個一個を作るのが通常プログラマーです。プログラマーというのは,一個一個のプログラミングを行って,そのプログラムに対してエラーがないように,テストを行います。プログラマーの仕事というのはこの部分だけなんですね。そしてプログラムが全部できたら,SEが全体の総合テストを行います。SEの仕事というのは,分析,設計,テスト,システムの導入を行うというようなことになります。営業もSEがやることもあります。

もしSEとして会社に採用されて就職したとしても,最初の1〜2年は大体プログラマーのお仕事をします。分析とか設計というのは経験がないとできない仕事だからです。逆に言うと,ベテランSEというのはプログラムをやりたくてもなかなかやる機会がありません。プログラマーとして採用・就職された場合は,プログラマーとしてずっと仕事をしていくこととなります。システム開発の会社に外注という形で派遣され,そこでSEが設計した設計図をもとにプログラミングをする場合もあります。

 

「仕事を選んだきっかけ・体験談」

私は学生時代,情報系の学部で物流を専攻していました。それを生かす仕事と言えば,物流系,流通業系のSEになることだったので,学生時代に学んだことを生かした仕事をしないと勿体ないと思い,迷わずSEになりました。
そして流通業のシステム開発に携わりました。私が新人の頃作ったのが,大手衣料品店のレシートのレイアウトです。そこのレシートは今でもほとんどそのレイアウトのままです。SEの仕事っていうのは,自分の作ったものが社会のシステムの一部として働き続けるというもので,何年たっても使われているかもしれないのです。
自分のしてきた仕事を自慢できるって素敵なことだと思いませんか?SEは物を作る仕事なので,クリエイティブな仕事というのはそれなりのやりがいがあると思います。

 

 

「メッセージ・コメント」

私はこの10年,4月から3か月は東京と大阪で新人研修をしています。そこでよく,文系と理系,SEに適しているのはどちらか,ということを聞かれるんですが,理系の方がアドバンテージがあると思います。
今学んでいることを,将来の仕事に生かすということは,アドバンテージがあることだと思います。文系からでもSEにはなれますけれども,それまでの学習してきたことっていうのは違いがあるなって新人研修をしていても思います。ただし,新人時代はそのように違いがあっても,その後,SEとして職業として始めてしまえば,文系理系は関係ないと思いますので,皆さんもぜひ夢に向かって頑張ってください。