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支えあう社会をつくる 社会福祉士・介護福祉士

支えあう社会をつくる 社会福祉士・介護福祉士


石内慈光園
社会福祉士・介護福祉士 山城屋 智子さん
 

 

 

 

 

 

 

 

「私の仕事紹介」

社会福祉というのはいろんな分野があって,児童,高齢者,障害者,それぞれの制度があってそれぞれの制度の下で仕事をしています。そもそも社会福祉っていうのは何?って思いませんか?
社会っていうのは人と人とのつながり,皆さんの高校生活ももちろん社会です。
福祉っていうのは,福というのが幸福の福で「幸せ」という意味です。「祉」という字も同じように「幸せ」という意味です。ですから,社会全体がみんな幸せになるということが社会福祉ということなんですね。支えたい人がいる,支えてくれる人がいるということを,皆さんに実感して生きてもらおう,というのが社会福祉という意味なんです。

日常生活の中でも,皆さん,周囲の人に支えられて,友達,ご両親に支えられています。
誰かに支えられているというのが日常の中にあって,福祉というのは日常の中に身近にあって決して特別ではないことを、皆さんに知ってもらいたいです。

ところで,介護福祉士というのもあるのをご存じですか?社会福祉士と名前はすごく似ているんですけど,仕事の内容は全くの別物です。
私が簡単に説明すると,社会福祉士というのは,その人の幸せのために相談にのって,各サービスにつなげるように助言していく仕事と言えます。介護福祉士というのは,その人の幸せのために,足りないところを補助して,介助を実際に行っていくというのを仕事としています。ちなみに私はこの2つとも資格を持っています。

実際に現場を体験して,現実を知ったうえで,家族の相談に応じるということは,その人の思いをくみ取りやすく,その人の気持ちを分かってあげやすく,共感しながら話ができるのだと私は思っております。そのために,資格と多くの経験を持って仕事をしています。

 

「職業体験談」

福祉の仕事を通して,ふれあうお年寄りたちによって,私は支えられていると実感できる出来事がたくさんあります。
たとえばお年寄りと手をつないだことってありますか?お年寄りの手って本当に気持ち良いんです。
今までの人生がしっかりと刻み込まれています。本当に職人さんの手もあれば,柔らかい手もあるし,農業の手っていうごつごつした手もあります。ぜひお年寄りの手を握ってみてください。

福祉の仕事は,きついとか賃金が安いとか言われていますが,私が福祉の仕事を続けていられるのはこういったお年寄りがいるからです。
誰かの死に対して,涙を流すこと,トイレでおしっこが出たっていうことだけで一緒に両手をあげて喜ぶこと,そしていつも「あんたならできるよ」って励ましてもらうんです。
そういう言葉の重みを知って,言葉がなくても私に向けられる笑顔を見ただけで,本当に元気が出てやってて良かった,って本当に思える仕事だと思います。それが感じることができるのは,他の職種ではなくて,社会福祉の仕事だからこそじゃないかな,と思います。

 

 

「メッセージ・コメント」

皆さんがこれから福祉を目指すかはわかりませんが,少しでも福祉ということに関心を持っていてもらえるという,その気持ちを大切にしてもらいたいと思います。
高校生の時に,福祉について何か話を聞いたなあと,今後の日常生活の中でも役に立てたら良いと思います。そして,人生のちょっとした先輩からの一言として,今の人生を謳歌して,目標に向かって精一杯努力していってもらいたいと思います。