●ジェンダーギャップ解消に向けて(株)ひろぎんホールディングスとして取り組んでいることはありますか?
男性の働き方と女性の働き方のギャップをできるだけ解消するよう、育児休業や短時間勤務の制度を進化させていっています。男性は仕事で無理しすぎて、女性は家庭で無理しすぎるといったことがないような社会を創っていきたいというのが制度設計上の基本的な考えです。
例えば、弊社では最長で2年取得できる育児休業制度を設けており取得に性別の区別はありませんが、男性が積極的に取得する機運がなかなか生まれなかったため、2つの選択肢を用意しました。原則1か月程度の集中育児期間を設けることが基本でして、その手法として①1ヶ月程度まとめて育児休業を取る ②5日間の育児休業+1か月以上の短時間勤務をセットで取る という2つの選択肢を推奨パターンとして示したのです。
その結果、これまで男性で短時間勤務を取得する人はほとんどいなかったのですが、昨年1年だけでも50名以上が取得しました。また、女性が「マミートラック(育児中の女性が長期間仕事をセーブすることでやりがいのある仕事から遠のいてしまう事象)」にはまってしまわないように、女性の短時間勤務に関しては「細切れ取得」を促進しています。制度としては、「小学校6年生まで通算5年半」使えるようにしており、本当に必要な時に利用し、キャリアもあきらめない・・・という両立支援を目指しています。
こうしたことを自社で取り組んでまいりましたが、もっと踏み込んだ風土改革には、1社の力では足りないと考え、2024年度からマツダ・中国電力・広島県庁と共に「はたフル」という取組を開始しています。