本文へ移動

講座・イベント情報

実施報告

公開講座「若者の転出超過とジェンダーを考える」
2025-07-04
[講座]
6月28日(土)、男女共同参画週間(6月23日~6月29日)に合わせて、県内で深刻な問題となっている若者の転出超過について、ジェンダーの視点から解決策を探る公開講座を実施し、96名(うちオンライン63人)が受講しました。

前半では、広島県総務局経営企画チーム 若者減少対策担当監 山脇千稔さんから行政説明があり、次に叡啓大学准教授 瀬古素子さんから転出超過の背景について話をしていただきました。
後半は、瀬古素子さんをファシリテーターとして、パネリストに県内で暮らす若者の3名や、企業のお二人(オタフクソース株式会社 川岸浩司さん、株式会社ひろぎんホールディングス 木下麻子さん)を迎え、若者が暮らしたいと思う地域づくりについて一緒に考えました。

アンケートへは、次のような感想が寄せられました。
・問題提起と現状把握、パネルディスカッションで若い方の生の声が聴けてまず自分のできること何だろう…と当事者意識をもって考えを深める機会になりました。
・様々な立場の人がパネルディスカッションで意見を交わすというのが、とても良かったです。多角的な視点で考える良いきっかけになりました。
・若者が、就職で都会に憧れて出ていくのは、止められない、だから、都会に疲れた人が、自分のライフステージ、ライフスタイルに合わせて、自分に合ったまちを探す時、その候補地となるような、魅力的なまち、人であれるような整え方をしていかなければと思います。
・広島に居たいと思えるのは、豊かな自然でも立地でも家族でもなく、共に過ごす「人」とのつながりなのだろうと思います。「人」が変われば街が変わる。変われる土壌を互いに意識して作っていくことが広島の魅力になる気がしました。

受講いただいた皆さま、登壇の皆さま、関係の皆さま、ありがとうございました。



TOPへ戻る