９月26日（木）、ジェンダーの視点から考える若年層支援講座「今、若者たちに何が起きているのか（全2回）」を実施しました。
２回目の今回は、追手門学院大学教授　櫻井鼓さんを迎え、「SNS利用による性暴力からこどもたちを守るために」と題してご講演いただき、138名（うちオンライン129名）が受講しました。
講座では、「性暴力」「性的同意」の定義や性被害の実態、SNS関連の法改正などについて説明があり、SNSによるこどもの性暴力の特徴について触れながら、支援者や周りの大人たちが日ごろからこどもたちのサインに気づくこと、被害相談を受けた際には、冷静に話を聞き、適切な機関（警察・児相・ワンストップ支援センター等）につなげることや二次的被害を与えないことが重要であると結ばれました。

アンケートへは、次のような感想が寄せられました。
・「今」の視点から分かりやすく伝えてくださった内容でした。男子が被害に遭うことが多いこと、SNSでのなりすましのことなど、改めて周囲にも伝えていきたいと思いました。
・性教育を受けていない今、子どもたちが被害に遭わないため、加害者にならないためにはどうやって伝えていったらいいのか悩んでいました。少し開けた気がします。
・子どもたちがNoと言えるように、そして何かあったら安心して相談できるように、小さいときからの教育と体制づくりの大切さを改めて感じました。

受講いただいた皆さま、櫻井鼓先生、関係の皆さま、ありがとうございました。