12月7日（土）、人権週間（12月4日～12月10日）に合わせて、公開講座「どうして私だけが！～介護家族に今、何が起こっているのか～」を実施しました。

超長寿化が進む中、家族内での介護役割の偏りや、男性が介護を担う場合の課題等について考え、介護者を地域で孤立させないための支援体制や、男性が介護に関わることへの社会的期待について学ぶことを目的としたこの講座は、講師に社会福祉法人燈心会　特別養護老人ホーム三滝苑施設長の野村妙子さんを迎え、49名（うちオンライン33名）が受講しました。

アンケートへは、次のような感想が寄せられました。
・今日のお話はとても身に染みる思いで聞きました。介護する側の心理状態がまさに自分に当てはまり、納得いくお話しでした。
・現在は家族で介護が必要な状況ではないのですが、先々のために知っておくべきことが盛り込まれており参考になりました。
・これから自分の母親の介護が入ってくるかもしれない年代です。母親と娘の再々結合など考えていなかったことをお聞きして心づもりができました。経験の少ない方の介護負担感についても、周りが感じる以上に介護者が大変だということがよくわかりました。「助けて」と援助要請がしやすい社会になってほしいと感じました。

受講いただいた皆さま、野村妙子先生、関係の皆さま、ありがとうございました。