(公財)広島県男女共同参画財団「エソール広島」は,男女共同参画社会づくりのための拠点です

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アーカイブ:2020年

講座イベント実施報告

高校生向け出前講座

 この講座は,高校生に対し,「男女共同参画」について考えるきっかけとして,多様な人々が
それぞれの個性と能力を生かして自立した生活を送り,お互いを理解し尊重することの大切さなど
を考えたり,将来に向けて「働くこと」について学んでいただける内容となっております。
 
広島県立国泰寺高等学校
 実施日:令和元年度11月1日(金)
 テーマ:デートDVについて「かけがえのないあなたへのメッセージ」
 講 師:狩山満香さん


   前半は社会人になる心構えとして,社会においては沢山の理不尽なことが起こるけれども,
自分を尊重するとともに,他者も自分も大切に相互に認め合うことが必要とお話しがありました。
 後半はデートDVについて,デートDVとは暴力だけでなく,行動の制限や大声で怒鳴ったり,
バカにするといった行為も該当することであり,もし自分や周りの人に起こったら,相談場所が
あることを伝えてほしいと話されました。 

【受講アンケートから届いた声】
・友人や恋人への向き合い方に気を付けたい。
・相談にのったり,自分がなったりしたときに今回のことを思い出したい。
・とても分かり易く,学生だけでなく,社会人としても役立つ話だった。
・いじめやパワハラは頻繁に話題になるが,家庭内やパートナー同士の問題は
 なかなか取り上げられにくいので,学校などでもっと伝えていって欲しい。
 
 
 
学校法人比治山学園比治山女子中学・高等学校
 
 実施日:令和元年11月28日(木)
 テーマ:LGBTについて
 講 師:ここいろhiroshima 共同代表 當山敦己さん


 LGBTについて,多様な性を考える基礎的な知識から始まり,講師の
ライフストーリーとして,幼少期からの心理的変遷,学校生活や就職活動時の悩み,
周囲からの影響などを語っていただきました。

【受講アンケートから届いた声】
・色んな個性を受け入れて,一人ひとりの仲間を大切にしていこうと思った。
・「自分らしさ」とか,出会いの大切さとかが良く分かった。
・LGBTについてもっと考えてみようと思った。
・人と違う部分を認めてくれ,安心させてくれるような内容だった。
・自分のごく身近でごく普通にあることなんだと理解が深まった。
 
 
 
広島県立福山誠之館高等学校
 
 実施日:令和元年12月11日(水)
 テーマ:接客・販売の仕事について
 講 師:(株)虎屋本舗 代表取締役社長 高田信吾さん 
 
  
  400年にわたる虎屋の歴史や和菓子の日本文化についての説明から始まり,ヒット商品開発までの
 苦労話がありました。失敗を重ねる中でも常にポジティブに前向きに考え,継続してチャレンジした
 結果,ヒット商品が生まれた等の経験談を基に話されました。

【受講アンケートから届いた声】
・前向きに人生を変え,自分らしく生きることができる。
・成功者もそれだけ大変な思いをしたんだなと思った。
・今の学校に入ってポジティブになろうと努力してきたが,これからも頑張っていこうと思った。
 
  
実施日:令和元年12月11日(水)
テーマ:医療の仕事について
講 師:福山市民病院 看護師 渡辺賢一さん,河野香耶さん


  救急看護師である講師から,前半は座学で日常的に現場でどんなことが起きているか
 お話しがあり,しんどいと思うことや,やりがいのあることを伝えられました。
  後半は人形を使用して,胸骨圧迫やAEDを用いる心肺蘇生法の実地体験がありました。
 保健授業で応急処置について教科書のみの学習をしていた学年の生徒には,実際に人形を
 使ってどう行うか,良い復習になりました。

【受講アンケートから届いた声】
・看護師でもいろいろ免許があることが分かった。
・AEDは離れて使うことが分かりました。
・実際に体験しないといざという時にできないと思う。いい体験になった。
 
 
 
広島県立賀茂高等学校
  
 実施日:令和2年2月19日(水)
 テーマ:コンピュータ関係の仕事について
 講 師:プラスココ代表 沖村和美さん

 
 講師はパソコンに関する資格取得など,4年間の取り組みを経てパソコン関連業務で
起業した経験から,興味があることに探求心を持ち,失敗を追い風に,扉を開く勇気と
素直さを持つことを語られました。
 また,病院や保育園で働く人の声が紹介され,あらゆる業種でパソコン技能が必要なことや,
その他,Excel,Word や Power Point を使用した例の実演とともに,便利なツールを使用して
削減した時間を,他の業務へ活用できるとのお話がありました。 

【受講アンケートから届いた声】
・やりたいことや,自分の好きなことを継続していれば,将来役に立つ。
・疑問を解決することを続けることで,より質のいいことができるということがわかった。
・パソコンを使うことで社会に出ても役に立つということを知った。
 

 

 

男女共同参画公開講座「あなたと私のほど良い関係」を開催しました

2月24日(月・祝),城 英介さん(“人間と性”教育研究協議会広島サークル代表幹事・中国ブロック幹事)を講師に迎え「あなたと私のほど良い関係」を開催しました!
今回は,財団初の試みでICTシステムによりエソール広島と東広島会場の2つの会場をつなげて実施したところ,31名(うち東広島会場14名)の方にご参加をいただきました。

この講座は,友人や恋人同士の“より良い関係”を真剣に考える場として企画したものです。
参加者からは,次のようなご意見をいただきました。

・相手の気持ちについて,もっと想像力を広げて考えたいと思った。
・女性はもちろん,男性にもジェンダーについてのバイアスがあると分かった。
・ジェンダーについて,思っているより自分の思い込みがあることに気づいた。
・怒りの前段階で相手に伝えることができれば,より良い関係が築けると思った。
・パートナーと接する態度が変わっていけそうだ。

運営上,東広島会場(受信会場)におきまして至らぬ点が多々ありましたことを改めてお詫び申し上げます。
この度,皆さまからいただいた貴重なご意見を踏まえまして受講環境の改善を図るとともに,今後も市町での開催を推進して参りたいと思います。

ご参加の皆さま,講師の城さん,ありがとうございました。





 

 

はじめてのお片づけキッズセミナー(ホップコース)を開催しました

1/13(月・祝),「はじめてのお片づけキッズセミナー(ホップコース)」を開催しました。
9組(31名)のご家族の皆様にご参加をいただき,ありがとうございました。

このセミナーは,昨年度8月に実施し,好評の「できた!を育てるキッズセミナー」をリニューアルして開催したものです。家事に,育児に,仕事に忙しいお母さん・お父さんと一緒に,お子様のお片づけについて見直し,家事時短について考えるきっかけにしていただくことを目的としています。
本セミナーのホップコース(2~5歳対象)は,「親子ではじめるお片づけ共育」というテーマで,保護者様向けセミナーの後,お子様が実際にくつしたやタオルをたたむ体験をし,お片づけに関係する絵本の読み聞かせやゲームなどを通して楽しんでいただける内容となりました。

参加者からは,「片づけなさいという言葉ではなく,片づけやすい環境作りが必要だと分かった」「実際に子どもが実践し,子どもの反応が見れてよかった」「親子で参加できるセミナーはうれしい」などのお声をいただきました。
講師の上山広美さん,スタッフの皆様,ありがとうございました。

次回,3/20(金・祝)に開催する本セミナーのステップコースは,年長さんから小学2年生までを対象として「お片づけ名人になれる魔法の時間」というテーマで新学期前のお片づけスキルアップを目指します。残席はあとわずかですが,皆様のご参加をお待ちしております。
※申込状況によってはキャンセル待ちとなる可能性がありますのでご了承ください。