(公財)広島県男女共同参画財団「エソール広島」は,男女共同参画社会づくりのための拠点です

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講座イベント実施報告

「わたしらしい生き方を選択するためのワークショップ」(第1回)

令和3年12月22日(水),エソール広島で「わたしらしい生き方を選択するためのワークショップ」(第1回)を開催しました。ゲストに野々村聡子さん(広島県・中四国野球アンバサダー)を迎え,ファシリテーターの大須賀あいさん(編集者・ライター)進行のもと,「男性もしくは女性の少ない職場における問題~アスリートとして活躍する女性のわたしらしい生き方~」をテーマにお話しいただきました。

 
 

ゲストトーク終了後は,参加者(学生4名,社会人11名)を交えて,普段の生活の中で感じる違和感や疑問点・ジェンダー問題を周囲に知ってもらうための活動・職場における性別の困りごと等について意見交換を行いました。主な意見は,次のとおりです。
                                                                                                                  

【普段の生活の中で感じる違和感や疑問点について】
・女性だからメイクをきちんとしないといけないとか,身だしなみについて指摘を受けることがある。職種によっては,身だしなみについてルール化されていることがある。(10代・学生)
・学生の頃は,男性は身支度に時間がかからないので羨ましいと感じていた。
(20代・社会人)
・女性ほどではないが,男性も必要な身だしなみや清潔感は求められていると思う。(20代・社会人)
 
【ジェンダーにまつわる問題を周囲に知ってもらうためにできること,これから行いたいと思っていること】
・新しく学んだことや知り得た知識を,必ず誰かに話すようにしている。誰かに話すことで話題が広がり共有につながる。相手にも自分事として捉えてもらう。(10代・学生)


   

・生理のことに男性は踏み込みづらい内容がゆえに,SNSでの情報発信や関わることに意義があると感じている。(30代・社会人)
・保育現場においては,女性が多い環境なので女性に管理職について欲しいと思っているが実現に結びつかない。実現に向けての取り組みを行いたい。(30代・社会人)
 
ファシリテーターの大須賀さんからは,「ジェンダーの問題が大きく取り上げられるようになったからこそ,次の世代のためにも考えて発信していくことはすごく大事だと思う。これで終わりにするのではなく,何かアクションを起こすことをしてほしい。」
ゲストの野々村さんからは,「考えるきっかけになったので,改めて悩みや社会の風潮を知るこ
とができた。活動を続けて欲しい。続けることで同じような仲間が増え,物事が良い方向へ向かうと思う。」とメッセージをいただきました。
 



ゲストトークの部分をYouTubeで公開中です。ぜひ,こちらからご覧ください。
 
次回のワークショップは,1月30日(日)オンラインにて開催します。皆様のご参加を楽しみにしております。

詳細は,こちらをご確認ください。