パネル「エソール広島誕生前史」
広島県女性総合センター(愛称:エソール広島)は、1951年に広島県地域婦人団体連絡協議会が県に要望し、自らも募金活動によって寄附を行うことで建てられ、婦人活動の場となった「婦人会館」の地に、1989年、広島の女性の地位向上と社会参画活動の拠点として、広島市中区富士見町にオープンしました。30年間の活動後、富士見町開発計画のため、2018年に広島市中区大手町のおりづるタワー10階に移転し、先人達のバトンを受け継ぐ形で活動を継続しています。
この度、先人達が築き上げたエソール広島の歴史をはじめ、ジェンダーをめぐる国内や世界の状況等を広く知っていただくため、過去から現在の足跡をたどるパネルを作成しました。館内展示の他、ダウンロードもできますので、ぜひご覧ください。
今後も、エソール広島は、近年の「ジェンダー主流化」の流れや、コロナ禍の影響による社会的孤立の深まり、LGBTを取り巻く社会情勢の変化とともに、未来に向けて自分らしく生き抜くための活動拠点として、皆さまとともに歴史を紡いでまいりたいと思います。