自分がどうありたいかを考える機会が増えるなか、自分らしくあれない環境のなかで、悩みが生まれると思います。
しかしそれは そうありたいと願う思いがあるからこそだと思います。
その思いが言葉になり、環境の中で発揮され、自分が自分らしく活躍できるように。
私も、エソール広島で、沢山の仲間と出会い、自分の思いに気づき、その思いに背中を押され、突き動かされた経験があります。
エソール広島から「共に、響き合える社会になるよう」発信していきたいです。
スマイルフラッグ
代表 松浦 典子 さん
広島県男女共同参画財団の5つの柱の中の一つ『研修』の講師として、20年近く登壇させていただいております。当初は育児との両立が大問題、テーマは常に『ワークライフバランス』、現在はキャリアアップなど『女性活躍推進』につながるテーマでお話しすることが多くなっています。しかし、女性管理職比率30%以上の企業は約1割、女性役員となると13.4%と諸外国の平均29.6%を大きく下回っていることはよく知られているところです。(データは2023年調べ)
人を何より大切にする『人的資本経営』で、全ての人が働きやすい職場づくりが達成出来ると思います。その第一歩が女性活躍推進です。エソール広島がチャレンジする女性たちを支援し続け、悩める人にはそっと手を差し伸べる、最大のエールがここにある、そんな場所が広島のど真ん中にあることはまさに誇りです。
女性が働きやすくなるための様々な制度は整ってきましたが、運用については疑問があるところです。
これからもますます皆さんの大きな要望に応え、着実に実現していかれると心から期待しています。
LGBTQについての相談窓口においてもエソール広島さんは長い間活動しておられます。この地道な活動が、住みやすい生きやすい社会に少しづつ変わっていると感じています。ただまだまだ日本は変化の対応力が弱いところがあります。この活動を支えるよう誰もが平等で幸せになる権利があるということでエソール広島さんとともに自分も活動しサポートできればと思っております。
女性活躍が進む中で、女性の社会的地位はまだ低く、課題も多いと言われていますが、男性も女性も、それぞれの強みや貢献を認め合い、協力し合うことで、男女共同参画社会が実現し、より豊かで包括的な未来を築いていけると信じています。そんな未来のために,拠点となるのがエソール広島です。
男性女性に限らず、誰もが暮らしやすい広島の実現のために、発信・活動・前身していく場所として、これからもエソール広島を応援していきたく思います。
株式会社美心家オアシス
代表取締役 上山 広美 さん
21世紀は女性活躍の時代と言われる中で,女性管理職や女性議員も含めて,社会の重要ポストに女性の割合はまだまだ低く,現状は程遠いものとなっています。誰もが皆,それぞれの良さがあります。そういった良さを認めるところから,男女共同参画社会が推進されていくのだと思います。私が所属する法人は女性起業家を支援していますが,その人を取り巻くすべての人の理解が必要です。そうした意味においてエソール広島は,その拠点としての場であり重要な役割を担ってると思います。
これからも協力,応援していきたく思います。
中小企業家同友会は,「人を生かす経営(人間尊重の経営)」の実現に向け,多様な人が働くことで幸せになれる企業づくり・地域づくりに取り組んでいます。
会内には「女性部会」もあり,女性リーダーの育成と活躍しやすい環境づくりに取り組んでいます。
エソール広島と中小企業家同友会の共通する目的の実現に向けて,ともに力を合わせ取り組みを進めて参りましょう。
広島県中小企業家同友会
筆頭代表理事 粟屋 充博 さん
代表理事 立石 克昭 さん
代表理事 勝矢 珠容子 さん
『男女共同参画』。一般的に耳慣れない言葉ですよね。
『女らしく』,『男らしく』,『こうあるべきだ』等々,社会的イメージ(押し付け)にとらわれず,ひとり,ひとりの個性を大切に尊重しながら支え合って生きていくことだと思っています。
エソール広島では,たくさんの先輩方がこの目標の実現に向けて地道な活動をこれまで続けてこられました。
『男女共同参画』に向けての日々の力強い一歩,一歩が現代の家庭や地域,職場や学校における様々な問題解決の糸口になると信じています。
生きやすい世の中を目指す仲間が集い,考え,学び,前進する,エソール広島はそんな仲間の活動拠点です。
エソールスタートから30数年。女性は生きやすくなったでしょうか。コロナ禍での女性の自殺率の上昇やシングルマザーの窮状は,同一世代内で分断が進み貧困格差,生活格差が広がる現実を可視化しました。
今後エソールに求められることとは何でしょうか。多様化,多元化する時代,人としての尊厳が守られる社会のあるべき姿をジェンダーの視点から学び,構想し,人と人とをつなぐ結節機関となること。超高齢化,単身化が進むなか,それは「生きることとケア」の視点なしにはないと考えます。
私の育ての母,山崎妙子は広島県女性会議の初代理事長です。そして弊社の会長でした。
私は幼いころから,女性の地位向上のために尽力している母の姿を見ておりましたので,貴財団の活動をいくらか理解しているつもりです。
ただ,企業経営者の観点からみると,男女共同参画には課題が多いのではないかと思っております。その課題の解決のためには,男女のみならず,社会の多種多様な組織の方達でよく考えていくべきと思っております。私なりに協力できることがあればお手伝いさせていただきます。
エソール広島が取り組むジェンダーやダイバーシティの問題は,長い歴史を持つ問題であると同時に,今もっともホットなテーマです。1989年の開設から30年あまり,私たちを取り巻く社会の状況はものすごい勢いで変化をしています。
それと同じ勢いで,女性,男性,夫婦,親子,家族,ジェンダー等に関する悩みも,多様化・複雑化しています。エソール広島は,時代とともに多様化・複雑化する様々な逆境や困難をしなやかに乗り越える力,いわゆるレジリエンスを培う場所として,ほかにはない存在です。
これからもエソール広島の活動に大いに期待しています!