(公財)広島県男女共同参画財団「エソール広島」は,男女共同参画社会づくりのための拠点です

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講座イベント実施報告

メンタルサポーター養成講座<基礎編>


この講座は,相談業務や対人援助活動に携わる方を対象に,社会状況の変化や人間のこころの成り立ちを理解し,男女共同参画の視点を持った相談員を養成することを目的として実施しました。

今期は令和2年9月,全3回にわたり開講し,25名の方に受講いただきました。

 
開講日 テーマ 講 師
9/6(日) 「相手と関わる」「相手に共感を伝える」ための土台をロールプレイで学ぶ 小早川 久美子さん
(広島文教大学心理学科教授・
同大学心理教育相談センター長・臨床心理士)
 
9/13(日) 信頼して,自分の悩みを話したくなる言葉かけとは?
9/20(日) 相手に共感し,悩みの本質をどのように伝える?解決に向かうための技法


受講生からは,次のご意見をいただきました。​
・聞くことの重要さが実感でき,これからに活かせる講座だと思いました。
・ワークの内容が細かく段階を追って行われたので,違いに気づきやすく,分かり
 やすかったです。
・ロールプレイを数回重ねて,自分の在り方を見つめ直すことができました。


受講生の皆さま,講師の小早川さん,ありがとうございました。



 

公開講座 誰もが自分らしく生きる~SDGsジェンダー平等について考えよう!


この講座は,ジェンダーについて幅広く学び,特にDVやデートDVの予防につなげ,誰もが自分らしく生きる社会づくりの一助とするため,男女共同参画の意識啓発につながる研修を広く県民を対象に実施するものです。

8月1日(土),講師に弁護士の藤本圭子さんを迎え,「誰もが自分らしく生きる~SDGsジェンダーについて考えよう!」というテーマでお話していただきました。
39名,うちオンラインでは13名の方にご参加をいただきました。

参加者からは,次のご意見をいただきました。
・とても分かりやすく,自分自身のこととして考えられる内容でした。
・男女共同参画社会というと,女性差別の撤廃という面ばかり意識して
 いましたが,そうではなく性にかかわらず,自分らしくいられる社会で
 あるということに気づきました。
・幅広い視野から情報提供していただけました。
・新しい情報を得ることができたとともに,これまで持ち合わせていたものとは
 違う視点を持つことができたように思います。


ご参加の皆さま,ありがとうございました。

 

第13回エソールきらめきトークライブを実施しました

 7月29日(水)に,公文ユカさん(ナーシング・ヘルスケアラボ代表 キャリア・ヘルスケアコーチ)
をゲストスピーカーにお招きし,
「うまくいかないのは本当の自分の力を知らないだけだった ~どん底から最高へと変わった人生~」
をテーマにお話しいただきました。

エソール広島会場では13名,ZOOMでは6名にご参加いただきました。

前半のゲストトーク部分は,ご自身の生い立ち,今を作る出来事や乗り越えられてきたもの,
今大切にされていることなど,ご自身の人生が広がっていったお話があり,
後半は,参加者と公文さんとの意見交流を行いました。

アンケートから届いた声
・相手に感謝することで,自分らしい人生を送ることにつながると感じました。
・ないものから「ある」に目を向けていった時など,視点が変わると強みになるとわかりました。
・共感する部分がとても多く,大変感動しました。
 

 

 

令和2年度 広島プロフェッショナル談義


このイベントは,親子・小学生~高校生を対象に,広島で活躍するプロフェッショナルに公開インタビューを行い,人の歴史から学び,自分らしいキャリアを開くための行動策や選択肢につなげることを目的として企画したものです。

34名,うちオンラインでは6名の方にご参加をいただきました。

 
実施日 ファシリテーター ゲスト 受講者
(うちオンライン)
7/18(土) 奥 貴美子さん
(親子キャリアラボ代表)
上田 宗篁さん
((公財)上田流和風堂
茶道 上田宗箇流 家元 若宗匠)
34名(6名)


会場参加の子ども達からは,「青春の最高潮はいつでしたか?」「今までで一番大ピンチだったことは何ですか」「理想の人間像は?」など,様々なユニークな質問が飛び出しましたが,上田さんは終始,笑顔で丁寧に答えてくださいました。


ご参加の皆さま,関係者の皆さま,ありがとうございました。


 

第17期メンタルサポーター養成講座

この講座は,相談業務や対人援助に携わる者を対象に,社会状況の変化や
人間のこころの成り立ちを理解し,男女共同参画の視点を持った相談員を
養成することを目的として実施しました。

第17期は令和元年10月から令和2年7月まで,全7回にわたり開講し,
28名の方に受講いただきました。

 
開講日 テーマ 講 師
心理部門(5回)
10/20(日) 基本的傾聴技法の修得1 小早川 久美子さん
(広島文教大学心理学科教授・同大学心理教育
相談センター長・公認心理師・臨床心理士)
12/8(日) 子どもの諸問題に対する理解と実際~こころの発達と関わり~ 古元 邦子さん
(心理相談室アフォーダンス代表・臨床心理士)
1/19(日) こころの病気に対する理解と
心理的支援
水谷 剛司さん
(光の丘病院 公認心理師・臨床心理士・海上保安庁第六管区 ストレス対策ネットワーク臨床心理士)
2/2(日) 要介護高齢者並びに家族に対する
心理的支援
野村 妙子さん
(特別養護老人ホーム三滝苑施設長・臨床心理士・社会福祉士)
7/12(日) 基本的傾聴技法の修得2 小早川 久美子さん
(広島文教大学心理学科教授・同大学心理教育相談センター長・公認心理師・臨床心理士)
男女共同参画部門(2回)
11/10(日) 格差拡大社会と家族の変容
~親子関係を中心として~
春日 キスヨさん(臨床社会学者)
2/16(日) DVと児童虐待
~法律家の視点から~
寺本 佳代さん(弁護士)


コロナ禍の影響により延期となった最終回は,開講から10ケ月後の7月開催となって
しまいましたが,相談対応をロールプレイにより体験し,コロナ禍の今だからこその
感じ方などを再認識する機会となりました。

マスクの着用やソーシャルディスタンスを保つことにより,表情が分かりにくくなる
相談現場では,さらに寄り添った対応が重要になってくると実感されていたようです。


受講生からは,次のご意見をいただきました。​
・対人支援のために,理解しておくべき背景や環境を学ぶことができました。
・対人サポートをする上での基礎が学べました。
・どの講座も身近に感じられることばかりで,とても参考になりました。
・今まであまり接してこなかった,新しい情報が得られました。
・聴くことは色々な相談の基本となる事なので,とても自分のためになりました。


受講生の皆さま,講師の皆さま,ありがとうございました。




 

 

令和2年度 おてつだい共育キッズセミナー

このイベントは,女性の家事に対する負担軽減を図るため,
家族で家事分担を行い,子どもが楽しくお片付けを学び,
協力して家事に参画することができるようになることを
目的として企画したものです。


7月5日(日),講師に美心家オアシス代表の上山 広美さんを
お迎えし,15組35名,うちオンラインでは4組6名の皆さんに
ご参加をいただきました。
会場,Zoomとのハイブリッド形式でしたが,お片付けのワーク
ショップも一緒に楽しく進めることができました。

参加者からは,次のご意見をいただきました。
・掃除に関する,子どもに伝わりやすい工夫やノウハウを学べました。

・子どもへの声のかけ方,年齢に応じたやり方(スポンジを切る等)を
 教えていただき,助かりました。
・子どものやる気を引き出せました。自分がやった方が早いとお手伝いを
 敬遠していたが,やらせようと思いました。
・子どもがやりたいと思える声かけを工夫したいと思いました。
・いきなりお手伝いをさせるのではなく,スモールステップを踏ませれば
 いいということが分かりました。


ご参加の皆さま,上山さん,スタッフの皆さま,ありがとう
ございました。



 

第12回エソールきらめきトークライブを実施しました

 6月24日(水)に,湊容子さん(合同会社おけいこドットコム代表社員)をゲストスピーカーにお招きし,
「働くサイズを決めた人生デザイン」をテーマにお話しいただきました。

 今回から,前半のゲストトークの部分のみ,ZOOMによるオンライン配信を始めました。
エソール広島会場では13名,ZOOMでは16名にご参加いただきました。

 前半のゲストトーク部分は,ご自身の半生や,起業する上で大事な2つの視点などのお話があり,
後半は,参加者と湊さんとの意見交流を行いました。 

 アンケートから届いた声
・コミュニティのあり方,そこでの自分のあり方,使い方を考えることができた。
・仕事をする意味をもう一度考えてみようと思う。
・自分が何をやりたいのか,どんな想いを伝えていきたいのか,ビジョンを確立できた。
 

 ZOOM参加の方には,こちらの不手際で「視聴しづらい」「音声が聞きとりにくい」といった場面があり,大変ご迷惑をお掛けしました。

エソールきらめきトークライブについてはこちらをご覧ください。

 

 

LGBT講座

令和元年10月28日に福山会場,11月11日に広島会場でLGBT講座を開催したところ,10代~70代の幅広い年齢層から
174名の参加がありました。講師にNPO法人Rainbow Soup代表の五十嵐ゆりさんをお迎えし,
性的マイノリティへの理解を深めて,具体的な支援の行動に移せるように,職場や身近な場で実践できる内容を,
実例を交えながらわかりやすくお話いただきました。

受講アンケートから届いた声
・企業の取組みが始まっていることが分かった。
・多様性には見えない違いがあることを知り,多くの知識を知っておく大切さがわかりました。
・まずは自分から発信するためにアライを宣言したい。
・性的マイノリティの人たちが少しでも不安に思っていることを少なくしていきたい。
・明日からできることを示してくださったことが良かった。
 



 

 

LGBT研修会


令和元年7月から10月までの間,LGBT研修会を広島市,東広島市,福山市,三次市において計5回開催し,
総勢184名の方に受講いただきました。
講師に広島修道大学教授 河口和也さん,日本学術振興会特別研究員PD 広島修道大学非常勤講師 博士(学術)  
眞野豊さんをお迎えし,午前の講義の時間では,眞野先生から「性の多様性に関する基礎知識」を,
河口先生から「性的マイノリティを取り巻く社会状況と対応」というテーマでお話しいただきました。
午後はグループワークがあり,事例にある問題点に気づき,どのような支援ができるかを話し合い,発表しました。


受講者アンケートから届いた声
〇性的指向・性自認はすべての人がもつ人権であるという認識をしっかり持っておきたい。
〇性のあり方は,指紋のように違うということが参考になった。
〇もっとこの様なLGBT研修が広がって,悩んでいる子ども達を助けてほしいと願います。
〇研修・グループワークどちらでも最新の情報や,いろいろな考え方等を得ることができました。
〇性について,今までより大きな視点で捉えることができるようになりそうです。
 

 

 

高校生向け出前講座

 この講座は,高校生に対し,「男女共同参画」について考えるきっかけとして,多様な人々が
それぞれの個性と能力を生かして自立した生活を送り,お互いを理解し尊重することの大切さなど
を考えたり,将来に向けて「働くこと」について学んでいただける内容となっております。
 
広島県立国泰寺高等学校
 実施日:令和元年度11月1日(金)
 テーマ:デートDVについて「かけがえのないあなたへのメッセージ」
 講 師:狩山満香さん


   前半は社会人になる心構えとして,社会においては沢山の理不尽なことが起こるけれども,
自分を尊重するとともに,他者も自分も大切に相互に認め合うことが必要とお話しがありました。
 後半はデートDVについて,デートDVとは暴力だけでなく,行動の制限や大声で怒鳴ったり,
バカにするといった行為も該当することであり,もし自分や周りの人に起こったら,相談場所が
あることを伝えてほしいと話されました。 

【受講アンケートから届いた声】
・友人や恋人への向き合い方に気を付けたい。
・相談にのったり,自分がなったりしたときに今回のことを思い出したい。
・とても分かり易く,学生だけでなく,社会人としても役立つ話だった。
・いじめやパワハラは頻繁に話題になるが,家庭内やパートナー同士の問題は
 なかなか取り上げられにくいので,学校などでもっと伝えていって欲しい。
 
 
 
学校法人比治山学園比治山女子中学・高等学校
 
 実施日:令和元年11月28日(木)
 テーマ:LGBTについて
 講 師:ここいろhiroshima 共同代表 當山敦己さん


 LGBTについて,多様な性を考える基礎的な知識から始まり,講師の
ライフストーリーとして,幼少期からの心理的変遷,学校生活や就職活動時の悩み,
周囲からの影響などを語っていただきました。

【受講アンケートから届いた声】
・色んな個性を受け入れて,一人ひとりの仲間を大切にしていこうと思った。
・「自分らしさ」とか,出会いの大切さとかが良く分かった。
・LGBTについてもっと考えてみようと思った。
・人と違う部分を認めてくれ,安心させてくれるような内容だった。
・自分のごく身近でごく普通にあることなんだと理解が深まった。
 
 
 
広島県立福山誠之館高等学校
 
 実施日:令和元年12月11日(水)
 テーマ:接客・販売の仕事について
 講 師:(株)虎屋本舗 代表取締役社長 高田信吾さん 
 
  
  400年にわたる虎屋の歴史や和菓子の日本文化についての説明から始まり,ヒット商品開発までの
 苦労話がありました。失敗を重ねる中でも常にポジティブに前向きに考え,継続してチャレンジした
 結果,ヒット商品が生まれた等の経験談を基に話されました。

【受講アンケートから届いた声】
・前向きに人生を変え,自分らしく生きることができる。
・成功者もそれだけ大変な思いをしたんだなと思った。
・今の学校に入ってポジティブになろうと努力してきたが,これからも頑張っていこうと思った。
 
  
実施日:令和元年12月11日(水)
テーマ:医療の仕事について
講 師:福山市民病院 看護師 渡辺賢一さん,河野香耶さん


  救急看護師である講師から,前半は座学で日常的に現場でどんなことが起きているか
 お話しがあり,しんどいと思うことや,やりがいのあることを伝えられました。
  後半は人形を使用して,胸骨圧迫やAEDを用いる心肺蘇生法の実地体験がありました。
 保健授業で応急処置について教科書のみの学習をしていた学年の生徒には,実際に人形を
 使ってどう行うか,良い復習になりました。

【受講アンケートから届いた声】
・看護師でもいろいろ免許があることが分かった。
・AEDは離れて使うことが分かりました。
・実際に体験しないといざという時にできないと思う。いい体験になった。
 
 
 
広島県立賀茂高等学校
  
 実施日:令和2年2月19日(水)
 テーマ:コンピュータ関係の仕事について
 講 師:プラスココ代表 沖村和美さん

 
 講師はパソコンに関する資格取得など,4年間の取り組みを経てパソコン関連業務で
起業した経験から,興味があることに探求心を持ち,失敗を追い風に,扉を開く勇気と
素直さを持つことを語られました。
 また,病院や保育園で働く人の声が紹介され,あらゆる業種でパソコン技能が必要なことや,
その他,Excel,Word や Power Point を使用した例の実演とともに,便利なツールを使用して
削減した時間を,他の業務へ活用できるとのお話がありました。 

【受講アンケートから届いた声】
・やりたいことや,自分の好きなことを継続していれば,将来役に立つ。
・疑問を解決することを続けることで,より質のいいことができるということがわかった。
・パソコンを使うことで社会に出ても役に立つということを知った。